スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅が、2023年F1第3戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。開幕2戦では両方のレースで11位とポイント獲得まであと一歩という戦いをみせた角田裕毅。今週末のF1オーストラリアGPでは、AT04に空力アップデートが導入されるため、それを機能させることが課題だと語る。
「サウジアラビアGPはポイント圏内まであと一歩だっただけにバーレーンGPと同じくまた11位という結果だったのは悔しかったです」と角田裕毅はコメント。「クルマはサヒールよりもジェッダに合っていたし、全体的に見れば、チームは持っているパッケージで良い仕事をしてくれて、レースペースという点では一歩前進しました」「ポイント争いをした自分自身のパフォーマンスにも、チームの働きにも満足しています。クルマの限界はわかっていましたが、実際のレースで他のクルマと戦うと、その限界が誇張されるため、より明確になります。だから、マグヌッセンとの10位争いを最後の4周まで続けることができたのは、とてもうれしかった。あのバトルを楽しみましたし、とても楽しかったです」「今週末はメルボルンで2回目のレースになります。先週はシミュレーターで走行し、サウジアラビアGPのレースウィークでできなかったことや、もっとうまくいったセットアップなど、次のレースやコースに進む前にもう一度確認したいこともありました」「今回のレースでは、空力アップデートが入る予定ですが、それについてチームに良いフィードバックを与えることに焦点を当てていきます。それがうまく機能して、マシンの性能を最大限に引き出して、再びポイント争いに加わることができることを願っています」「昨年は、メルボルンで特に良い週末を過ごすことができませんでしたが、オーストラリア、メルボルンのサーキットの雰囲気がとても良かったので、全体的に楽しむことができました。好きなサーキットなので、今回は時差ボケを解消して順応するためにかなり早めにメルボルンに来て、仕事を始める前に2~3日、街とビーチを楽しみました」