スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、2023年F1バーレーンGPの予選でQ2進出を果たして14番手で終えた。フリー走行1回目こそ13番手だったが、2回目のプラクティスでは18番手、土曜日の最終プラクティスでも16番手と厳しい状況におかれていた角田裕毅。初日を終えた時点で「Q2進出にはコンマ数秒を見つける必要がある」と語っていた。
しかし、予選ではQ1で14番手で突破。Q2ではレースに向けてタイヤを温存せざるを得ず、順位を上げることができずに14番手でセッションを終えた。Q2まで進めると思っていなかったので、進出できたのは自分とチームにとってはポジティブな結果でした」と角田裕毅はコメント。「もちろん、Q2で新品タイヤを履けなかったことは残念でしたが、それが元々のプランでした」「このコンディションでのロングランは試していなかったので、今夜データを確認して、明日に向けて強力なマシンを用意したいと思います。グリップの強化を特に意識したいです」「今日の自分のパフォーマンスについては満足していますが、大事なのは明日です。僕たちはポイント獲得を狙っています。先週のテストから簡単なレースにならないことは分かっていますが、何が起きるか分かりません」