アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、先週末のブラジルでの厳しいトリプルヘッダーの真ん中のレースを終えて身体に痛みを感じており、肉体的に改善する必要があると認める。2021年シーズンの22戦のスケジュールは、F1史上最長であり、今週末のF1カタールGPでは、メキシコ、ブラジルと続いた3週連続のレースでの最終ラウンドとなる。
昨年、F1マシンで初走行を行った角田裕毅は、その肉体的な要求に驚いたと語っていた。F1ブラジルGP後、カタールで角田裕毅は肩にいくらか不快感が残っていることを明らかにし、肉体的に改善を目指していることを確認した。「ブラジルでは、少し感じました。正直、少しではなく、かなりたくさん感じています」と角田裕毅は語った。「そうですね。完璧ではありません。間違いなく、私も身体的に改善する必要があります。でも、大丈夫だと思っています」角田裕毅は、昨年の初のF1テストの後に首にどれほどの影響を与えたかに驚いた後、ルーキーシーズンに向けても多くのトレーニングをする必要があることを認めた。身長160cmとグリッドでもっと背の低い角田裕毅には物理的にも不利な点がある。ルーキーシーズンの数か月後、角田裕毅は英国からイタリアに転居し、アルファタリの指導を受けている。プログラムには、より厳しいトレーニングスケジュールも含まれている。当初、角田裕毅は、新しいジムでのトレーニングプログラムはこれまで経験したことのないものだと説明していた。角田裕毅は、時差が6時間しかないサンパウロからドーハへの移行は少なくともうまく対処していると語った。「ここ数日は本当によく眠れていて驚いています!」と角田裕毅は語った。同じくルーキーのニキータ・マゼピンは、シーズン終盤にベストな体調を保つのは難しいことを認めた。「世界中を飛び回ってジムでトレーニングをするのが難しいと、フィジカル的に身体は100%ではない」とニキータ・マゼピンは語った。「でも、マシンを運転しているとき、自分はそうするのに十分に体調は整っていると感じている」「首に問題はあるけど、それだけだ」ニキータ・マゼピンのハースチームメイトであるミックシューマッハも、3人のF2卒業生のうち一人だ。「僕はまったく感じていない。もちろん、このトリプルヘッダーのなかで僕のメキシコでのレースはかなり短かったというのもあるけどね。でも、全体的には体調は問題ないと思う」