アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1トルコGPの決勝を14位で終えた。9番手グリッドの角田裕毅は、順調なスタートを見せると、背後に迫るルイス・ハミルトン(メルセデス)を数周にわたって抑え続け、最終的にオーバーテイクを許したものの、見事なバトルを展開する。しかし、22周目にターン9でスピンを喫し、トップ10圏外へ順位を落としてしまった。
35周目にピットインした角田裕毅は、再びインターミディエイトタイヤを装着した挽回を目指したが、順位を上げることができず、14位でフィニッシュした。「今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です」と角田裕毅はコメント。「序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変でした。不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしまいました」「今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりしています」