アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅のシルバーストンでの週末は理想的なスタートとは言えないかったが、驚くべきことにF1イギリスGPでポイントを獲得した唯一のホンダF1エンジンを搭載したドライバーとしてサーキットを離れることにあったF2時代にシルバーストンのスプリントレースで優勝した角田裕毅だが、F1史上初となったスプリント予選のフォーマットに苦労し、日曜日のレースを16番手グリッドからスタートすることにあった。
それでも、角田裕毅は決勝でプッシュし、20周目までに12位、30周目のピットストップの前には7位まで上がり、最終的に10位でチェッカーフラッグを受けてポイントを獲得した。マックス・フェルスタッペンは1周目にリタイアし、セルジオ・ペレスが16位、ピエール・ガスリーが11位でフィニッシュしている。マックス・フェルスタッペンはスプリント予選での1位で3ポイントを獲得したが、他のホンダF1勢はグランプリ自体で得点できなかった。「その点にとても満足しています」と角田裕毅は語った。「フォーマットが違うので少し難しいかったです。F1で経験したことのないシルバーストンで1回のフリープラクティスで予選に直行しました。ポイントを獲得できたのはとても良い結果だと思います」自身4度目、2戦ぶりのポイント獲得となったレースについては「プランに忠実にレースを進めようと、タイヤマネージメントに集中しましたが、うまくやれたと思います」とコメント。「レースウイークを通じて苦戦していましたし、新フォーマットによって僕のようなルーキーには厳しさが増したと思います。そうした中でもチームにとって重要なポイントを持ち帰ることができて、満足しています」