アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年のF1世界選手権 第3戦 F1ポルトガルGPへの意気込みを語った。デビュー戦で9位入賞を果たして注目を浴びた角田裕毅だったが、第2戦エミリア・ロマーニャGPでクラッシュやスピンなど正反対な週末となった。しかし、そこから多くの教訓を学んだと角田裕毅は語る。
「先日のイモラは学ぶべきことが多い週末になり、順調にいったバーレーンとは正反対でした」と角田裕毅は語る。「僕自身はもちろんですが、チームも非常に高い期待とともに臨んだレースで、フリー走行まではとてもスムーズに進んでいましたが、予選で大きなミスをしてしまい、それによってとてもタフなレースを強いられました。過去2年間、ここまでひどいクラッシュはなかったので、今後のレースに向けたレッスンになりました」「レースでは、初めてウエットでF1マシンをドライブする機会となり、インターミディエイトタイヤを使うのは大変だったので、徐々にスピードを上げていかざるを得ませんでした。ただ、最初の2戦は競争力のあるマシンで、トップ6を走れる力はありました」「ポルトガルのコースは初めてです。どうなるかは分かりませんが、シミュレーターでポルティマオを走り、昨年の大会も見ています。美しいサーキットで、ターン1や逆バンクになっているターン13などユニークで面白いコーナーがありますし、アップダウンやブラインドコーナーも多いです。トラックリミットもやっかいだと思いますが、徐々にペースを上げていくつもりです」「バーレーンやイモラでは走行経験が多くありましたが、今回は過去2戦と全く違う状況になるはずです。フリー走行では、なるべく早くコースに慣れることができるように、きちんと周回数をこなせればと思いますし、予選に向けた準備を整えたいですね」
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