アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が2021年のF1世界選手権で着用するヘルメットの画像ギャラリー。今年、7年ぶりの日本人F1ドライバーとして参戦する角田裕毅。今年のヘルメットのデザインは、所属チームがプロモートするレッドブルのファッションブランド『アルファタウリ』のブランディングが施される。
アライ製のヘルメットは、基本的に昨年のデザインを踏襲しているが、顎の部分にあった『Honda FORMULA DREAM PROJECT』のロゴはなくなり、頭頂部に日本国旗にカーナンバー22を融合したデザインが追加されている。カラーリングはお気に入りのオレンジ。同じデザイナーを起用しているシャルル・ルクレールにインスパイアされたという模様が入り、後部には風の神の絵が入れられている。昨年、FIA-F2に参戦した自身のヘルメットについて角田裕毅は以下のように説明している。「4歳でカートを始めたときの最初のヘルメットがオレンジでした。それ以来、オレンジは僕のお気に入りの色なので使い続けています。レッドブルとマックス・フェルスタッペンともリンクしています。彼からコピーしたと思っている人もいますが、実際には小さい頃からこのカラーを使っていて、変えたくありませんでした。「今年はヘルメットにいくつか変更を加えました。写真でわかるようにヘルメットの上部に模様を付けました。このパターンはシャルル・ルクレールにインスパイアされました。実際、僕たちはデザイナーが同じエイドリアン・パビオなんです。昨年、彼のヘルメットのデザインの模様を見て、エイドリアンに『とても素晴らしい模様なので同じようなものを僕のヘルメットにも付けたい』と言いました。とてもかっこいいと思いますし、気に入っています。ヘルメットにこのような模様は使ったことはなかったし、初めて試しました」「もちろん、レッドブルのブランディングと日本の国旗も入っています。日本の国旗は僕にとって重要でした。自分のためだけでなく、日本のファンのためにレースをしていることを示すことが重要でした。それが国旗が非常に重要だった理由です。国旗がついていると、一緒にレースをしているような気分になりますし、自信が持てます。国旗には影に模様を入れてみたので少し違っています」「ヘルメットの裏側には、日本人デザイナーが書いた絵を入れています。風の神の絵です。ダウンフォースは非常に重要ですし、風に関係しているので、それを後ろに追加すればいいかなと思いました。風の神をヘルメットに追加して、ダウンフォースが増えればクールだなと思いました! ちょっとしたお守りみたいなものです。それも今年の新しいことですね」関連:ピエール・ガスリー 2021年 F1ヘルメット (アルファタウリ・ホンダF1)