スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、F1プレシーズンテスト初日の走行を終え、2021年型のホンダのF1エンジンは特に予選ペースのパフォーマンスを向上させたと感じたと語る。今年、スクーデリア・アルファタウリでF1デビューを果たす角田裕毅は、冬の間にチームの2018年の『STR13』、2019年の『STR14』を使用したプライベートテスト、2020年の『AT01』でのヤングドライバーテストで相当な距離を走り込んできた。
3月12日(金)にスタートした2021年F1プレシーズンテストで角田裕毅は午後の走行を担当。難しいコンディションの中ではあったものの、チームメイトのピエール・ガスリーに迫るタイムを記録するなど、印象的な走りを披露した。燃料システムの問題を調査するために早めに走行を切り上げたものの、チームとしては合計111周を走破し、PUにとっても貴重なデータを収集した。角田裕毅は、過去のF1エンジンと比較して、今年のホンダのF1パワーユニット『RA621H』は大幅な進歩を遂げたと感じたと語った。「ホンダは、これまでのエンジンと比較してかなり良い進歩を果たしたと思います」と角田裕毅は走行後のインタビューで語った。「特に予選ラップのパフォーマンス面は進歩していると思います。特にトップスピードに関してゲインを鑑定ますし、そこはポジティブだと思います」「ですがその一方でオフスロットルシフトに問題があり、一貫性にも少し問題がありました。ですが、パワーに関しては僕たちにゲインを与えてくれているのは間違いないですし、ホンダにとって、本当に良い、ポジティブな一日だったと思います」
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