アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1プレシーズンテスト初日の午後の走行を担当。燃料システムに異常が確認されて早期に走行を切り上げざるを得ず、36周の走行で9番手でセッションを終えた。7年ぶりの日本人F1ドライバーとなった角田裕毅が、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーとして初の公式F1プレシーズンテストに挑んだ。
午後のセッションは砂嵐の舞う難しいコンディションとなったが、角田裕毅は初日の総合9番手タイムとなる1分32秒727をマーク。午前中に走行したチームメイトのピエール・ガスリーとは0.496秒差だったが、ガスリーがC3タイヤでのタイムだったのに対し、角田裕毅はC2タイヤと1段階硬いタイヤであり、そのパフォーマンス差を差し引けば、まずまずのタイムだったと言える。「新型マシンできちんと走行することができ、スクーデリア・アルファタウリのドライバーとして初のF1公式テストを終えられたのは、素晴らしい気分です」と角田裕毅はコメント。「現時点では、走行距離とデータ収集が僕がフォーカスすべき項目だと思っています。ルーキーですので、わずか3日間という走行の機会から多くを吸収し、ここバーレーンでの開幕戦に向けて学びを深めていきたいと思います」「残念ながら、今日の午後はかなり難しいセッションで、砂と風の中でのドライビングという厳しいコンディションでした。また、チームが燃料システムに問題を発見し、早めに走行を切り上げざるを得ませんでした。原因についてはチームが解明中ですが、僕自身は、明朝のセッション開始とともに走行できるようにしっかりと準備をしたいと思います」関連:F1プレシーズンテスト初日:レッドブルF1のフェルスタッペンが首位発進。角田裕毅はC2タイヤで9番手
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