角田裕毅は、アルファタウリ・ホンダとイモラ・サーキットでの1月27日・28日の2日間にわたるプライベートテストを終了。今季のF1デビューにむけて「たくさんのことを学んだ」と語った。2021年にアウクーデリア・アルファタウリ・ホンダでF1デビューが決定している角田裕毅にとって開幕戦までの走行機会は限られている。2021年はプレシーズンテストが3日間に削減されている。
アルファタウリ・ホンダは、ルーキーの角田裕毅に経験を積まさせるためにイモラ・サーキットでプライベートテストを実施。トロロッソ時代の2019年F1マシン『STR14』を持ち込み、2日間の走行機会を与えた。F1レギュレーションでは、チームは2年以上前のF1マシンであれば、無制限の走行距離を走行することができる。角田裕毅が、F1マシンでテストを実施するのは3回目となる。昨年11月には同じイモラ・サーキットで2018年F1マシン『トロロッソ STR13』、そして、12月にはヤス・マリーナ・サーキットで実施されたヤングドライバーテストで『アルファタウリ・ホンダ AT01』で走行を実施している。2日間の走行を終えた角田裕毅はTwitterに「2021年の初走行は、イモラを2019年型マシンで。シーズンスタートに向けて準備中です」と写真を投稿。また、Instagramには「F1カーに戻り、この素晴らしいトラックで2021年のスタートを切ることができてとてもうれしく思います。過去2日間で多くのことを学び、素晴らしい経験になりました。アルファタウリ・ホンダ、イモラ、ホンダ・レーシングに心から感謝します!」と綴った。アルファタウリ・ホンダは、2月23日から25日の間に再びイモラ・サーキットでテストを計画。そのテストでは2021年の新車でのフィルミングデーが含まれるとされている。イモラでのテストは、アルファタウリ・ホンダにとってロジスティック的に意味があるだけでなく、チームと角田裕毅に、4月18日にシーズンの第2戦を開催するサーキットでの貴重なデータを提供する。その後、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される3日間のプレシーズンテストを実施、3月28日にF1バーレーンGPでシーズン開幕を迎える。角田裕毅は、日本人ドライバーとしては2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶりにF1グリッドに並ぶ。 この投稿をInstagramで見る Scuderia AlphaTauri(@alphataurif1)がシェアした投稿
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