角田裕毅は、アルファタウリ・ホンダの2019年F1マシンでプライベートテストを開始。F1デビューに向けた準備を加速させている。角田裕毅(20歳)は、ダニール・クビアトに後任として2021年のF1世界選手権でアルファタウリ・ホンダからF1デビューを果たす。日本人ドライバーとしては2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶりとなる。
ホンダとレッドブルの2社が支援する角田裕毅は、昨年11月にイモラでアルファタウリの2018年マシン(トロロッソSTR13)でF1マシン初走行。F1シーズン終了後にアブダビで開催されたヤングドライバーテストで最新マシンのアルファタウリ・ホンダ AT01を走らせている。1月27日(水)、角田裕毅は、イモラ・サーキットでアルファタウリ・ホンダとともにプライベートテストを実施。今回は2020年のアルファタウリのカラーリングが施された2019年のトロロッソSTR14を走らせた。マシンには角田裕毅の固定ナンバーとなるカーナンバー22が初めて掲載された。テストは2日間にわたって行われ、チームメイトのピエール・ガスリーも合流するとされている。F1レギュレーションでは、チームは2年以上前のF1マシンであれば、無制限の走行距離を走行することができる。2021年のプレシーズンテストはわずか3日間しかなく、均等に走行機会を分担した場合、1日半しか新チームになれるための時間はない。そのため、アルファタウリ・ホンダは、角田裕毅にルーキーシーズンに向けて追加の走行距離を重ねる機会としてその規則を利用している。アルファタウリ・ホンダは、2月23日から25日の間に2回目の走行のためにイモラに戻る予定だと報じられており、このテストには2021年の新車でのフィルミングデーが含まれるとされている。イモラでのテストは、アルファタウリ・ホンダにとってロジスティック的に意味があるだけでなく、チームと角田裕毅に、4月18日にシーズンの第2戦を開催するサーキットでの貴重なデータを提供する。 この投稿をInstagramで見る Scuderia AlphaTauri(@alphataurif1)がシェアした投稿
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