WRC 第7戦 ラリー・イタリアが11日(日)に最終日を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)が初の総合首位を果たした。2位にはヤリ-マティ・ラトバラが続いた。競技最終日は、サービスパークが置かれるサルディニア島北西部の都市アルゲーロを中心に、島の北西部で4本のSSが行われた。SS16、17と、その再走ステージであるSS18、19はグラベル中心のSSとなり、最終ステージのSS19はトップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定された。
4本のSSの合計距離は42.04km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は90.13km。優勝はオット・タナク(Mスポーツ)。前日に首位に浮上したタナクは、ヤリ-マティ・ラトバラの追撃を受けるが、そのラトバラがS17でエンジンがストール。その後、安定した走りをみせ、自身初のWRC総合優勝を飾った。2位には12.3秒差でヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)、3にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が続いた。他のトヨタ勢ではエサペッカ・ラッピが4位、ユホ・ハンニネンが6位と好成績を収めた。2017 WRC 第7戦 ラリーイタリア 結果順位ドライバーマシンタイム1オット・タナクフォード フィエスタWRCM3:25:15.12ヤリ-マティ・ラトバラトヨタ ヤリス WRCM+12.3s3ティエリー・ヌービルヒュンダイi20クーペWRCM+1:07.7s4エサペッカ・ラッピトヨタ ヤリス WRCM+2:12.9s5セバスチャン・オジェフォード フィエスタWRCM+3:25.3s6ユホ・ハンニネントヨタ ヤリス WRCM+3:38.5s7マッズ・オストベルグフォード フィエスタWRC +6:31.8s8アンドレアス・ミケルセンシトロエン C3 WRCM+8.07.8s9エリック・カミリーフォード フィエスタR5 +11:15.8s10ヤン・コペッキーシュコダ ファビオ R5WRC2+11:21.4s
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