ウィリアムズ・レーシングは、2024年F1メキシコGPにおいて、商業パートナーであるメルカドリブレ(Mercado Libre)とのコラボレーションにより、「伝統からインスパイアされた」イエローのエンジンカバーを装着する。アルゼンチンで創業したメルカドリブレは、フランコ・コラピントがイタリアグランプリでデビューした8月にウィリアムズと提携した。Eコマースおよびデジタル決済の大手企業であるメルカドリブレは、ラテンアメリカ18カ国で1億人以上のユーザーを抱えている。
メキシコでのパートナーシップを祝して、メルカドリブレのブランドがウィリアムズFW46のエンジンカバー全体に広がる。これにより、アラン・プロストが1993年に圧倒的な強さでタイトルを獲得して以来、初めてチームのマシンのこの部分に黄色が取り入れられることになる。80年代と90年代のウィリアムズのエンジンカバーには、ネルソン・ピケやナイジェル・マンセルがタイトルを獲得し、プロストが93年に成功を収める前の繁栄の時代を通じて、黄色が採用されていた。パートナーシップをさらに祝して、アレックス・アルボンとコラピントのレーシングスーツに黄色が施され、後者はこのパートナーシップをさらに宣伝するテレビCMに登場する。ウィリアムズがイエローのエンジンカバーを採用するのは、実に31年ぶりとなる。「ウィリアムズ・レーシングとメルカドリブレは、スピード、信頼、革新の代名詞ともいえる2つのブランドであり、この目を引くエンジンカバーは、我々のパートナーシップを祝うのに完璧な方法です」とウィリアムズの商業ディレクター、ジェームズ・バウワーは述べた。「イエローのカラーリングデザインは、ウィリアムズの輝かしい歴史の中で特別な位置を占めています。ラテンアメリカを代表するテクノロジー企業の一社とともに、この色が我々のマシンに戻ってくるのは素晴らしいことです」メルカードリブレのマーケティング担当副社長フアン・ラビスタは「メルカードリブレの象徴である握手のロゴをレースカーとドライバーのレーシングスーツに配し、ウィリアムズにイエローを復活させることを光栄に思います」「ウィリアムズとのパートナーシップは、スピードと革新に対する私たちの情熱を共有するものです」「レースのスリルと、迅速かつ信頼性の高い配送への私たちの取り組みを結びつけることで、世界中の何百万人ものファンやユーザーとの有意義なつながりを生み出したいと考えています」
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