ウィリアムズ・レーシングは、2023年F1世界選手権でコンストラクターズランキング7位に終わった後、8,400万ポンド(約164億円)の損失を記録した。ウィリアムズF1チームは、アレックス・アルボンが27点、ローガン・サージェントが1点を獲得し、合計28点で年を終えた。ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリングの決算書によると、2023年度の損失は2022年度の1,790万ポンドから8,420万ポンドに増加した。
収益は1億4,280万ポンドから1億2,700万ポンドに減少し、チームは声明で次のように述べている。「2022年と比較して損失は増加したが、これは予想と一致しており、中長期的な成功を目指してオントラックと商業の両方のパフォーマンスを向上させるために事業のあらゆる分野に投資し続けるという当社の戦略と一致してる」「2022年のコンストラクターズ選手権で10位に終わったことに伴う商業権収入の減少の結果、2023年の収益は減少した」「2023年のオントラックパフォーマンスの大幅な向上は、2020年以来のインフラ、変革、人材への継続的な投資の結果だ」「チームの長期的な目標は、世界をリードする技術と人材の育成への継続的な投資を通じて、グリッドの最前線に戻ることだ」2020年にウィリアムズ家から買収し、ドリルトン・キャピタルが所有する同チームは、6,730万ポンドの資産が「グリッドの最前線に復帰し、財政的に持続可能になるというチームの長期戦略を継続するための健全な財務基盤」を証明していると述べた。ウィリアムズは現在16ポイントで選手権8位につけており、オランダグランプリ後にサージェントに代わって入ったフランコ・コラピントとともにアルボンがチームをリードしている。
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