ウィリアムズは、F1参戦800戦を記念して、イギリスGPでFW45のマシンに特別なカラーリングを施すと発表した。このカラーリングは、2021年に他界したグローブに本拠を置くチームの創設者であるフランク・ウィリアムズに敬意を表したものとなる。
当初はシルバーストンがウィリアムズのF1通算800戦目のレースとなる予定だったが、今年初めのエミリア・ロマーニャGPがキャンセルされたため、この記念すべきレースはハンガリーGPに変更された。ブダペストでのイベントでは、ウィリアムズが特別なエンブレムを身につけることになる。ウィリアムズは、イギリスのファンに記念式典を体験してもらうため、シルバーストーンでの式典を実施すると述べた。「800回目のグランプリという節目を迎えることは、ウィリアムズ・レーシングにとって驚くべき偉業だ」とチーム代表のジェームス・ボウルズは語った。「我々の歴史と長年にわたって築き上げてきたレガシーを誇りに思う。46年の歴史の中で、チームは信じられないような結果を残してきた」「9度のコンストラクターズタイトルと7度のドライバーズタイトルを獲得し、私たちはフェラーリに次いで史上2番目に成功したF1チームだ」「我々の象徴的な過去に敬意を表し、輝かしい未来に向けたこの祝典に、ファンのみなさんをご招待する」ウィリアムズ FW1​​4B は来週末に再びシルバーストンのトラックに登場する。来週のイギリスGPに向け、日曜日には2009年F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが1992年にタイトルを獲得したFW14Bのステアリングを握る。ウィリアムズが最後にチャンピオンに輝いたのは1997年で、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方を制した。近年はF1ランキングの最下位争いをしている。最後の勝利は2012年のスペインGPで、パストール・マルドナドが優勝を飾った。ウィリアムズはまた、祝賀行事の一環として、イギリスGP開催期間中、月曜日から日曜日までロンドンのピカデリー中心部リージェント・ストリート48番地にファンゾーンがオープンすると述べた。そこでは、アレックス・アルボン、ローガン・サージェント、ジェンソン・バトン、ジェームス・ボウルズらウィリアムズ・チームの主要人物に会えるほか、ヘリテージカーも展示される。
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