ウィリアムズF1のチーム代表を務めるヨースト・カピートは、ルイス・ハミルトンがF1を継続するかどうかは「気にしていない」が、7回のF1ワールドチャンピオンが引退すればプラスの面があると考えている。ルイス・ハミルトンは、物議を醸した昨年12月のF1アブダビGP以来、完全に沈黙を保っており、2022年シーズンに先立ってF1を引退するのではないかとの憶測が残っている。
それらの推測について質問されたウィリアムズF1のチーム代表を務めるヨースト・カピートは、ルイス・ハミルトンがどちらの道を選ぶかはあまり気にしていないと認める。「気にしていない。実際、彼が運転するかどうかはあまり気にならない」とヨースト・カピートはRTLに語った。「まったく関係のないことだ。本当にまったく無関係なことだ」しかし、ヨースト・カピートは、ルイス・ハミルトンが戻ってこない潜在的な利点として、若いドライバーのためにグリッドのスペースを解放できることだと信じている。「彼らはいつも若いドライバーのための十分な場所がないと言っている。そして、誰かが7回のF1ワールドチャンピオンになったなら、彼は実際に十分なことを成し遂げたわけでだし、若者のための場所を作ることができるとは思わないか?」それにもかかわらず、仮にルイス・ハミルトンが戻ってこなかった場合、新しいメルセデスF1のチームメイトであるジョージ・ラッセルにとっては残念なことだとヨースト・カピートは考えている。「私としては、ハミルトンは続けるべきだと思う。そうでなければ、ジョージにとっては悪いことだ」とヨースト・カピートは語った。「そうなれば彼は彼を倒すことができない。彼が彼を倒したいと思っているはずだ。私がジョージを妬まないだろうけどn」ジョージ・ラッセルはウィリアムズF1との3シーズンを経てメルセデスF1に加入する。ヨースト・カピートは彼の元ドライバーがF1ワールドチャンピオンになる可能性は“絶対”だと信じている。「彼はもはや粗いダイヤモンドではなく、すでに部分的に研磨されたダイヤモンドだ」とヨースト・カピートは主張したが、まだラッセルには改善の余地があると述べた。「彼はの自分のポテンシャルまだ少し出し切れていないし、メルセデスで再び成長し、改善することができるのは確かだ」メルセデスF1は、2022年F1マシン『W13』を2月18日に発表することをアナウンスしている。
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