ウィリアムズF1は、ロイ・ニッサニーがF1フランスGPのフリー走行1回目にジョージ・ラッセルのマシンでセッションを担当することを発表した。ウィリアムズF1のテストドライバーとして2年目のロイ・ニッサニーは、F2参戦と並行してその役割を担っており、先月のF1スペインGPのフリー走行1回目に出走している。
メルセデスF1移籍の噂が勢いを増しているジョージ・ラッセルは、今シーズン、ロイ・ニッサニーに計画された3回目の出走の2回目となるポール・リカールで1回目のプラクティスセッションを外れることになる。「マシンに戻るのが待ちきれない。とても中毒性があるね!」とロイ・ニッサニーは語った。「ポール・リカール・サーキットは僕にとって特別なトラックだ。大好きなレイアウトだし、素晴らしい思い出がある」「通常、最終セクターは非常にチャレンジングだし、FW43Bでそれを体験するのが待ちきれない」ウィリアムズF1の車両パフォーマンス責任者を務めるデイブ・ロブソンは、ジョージ・ラッセルが今シーズン終了後にチームを去った場合、“大きな損失になる”と公然と認めている。「今週末、FP1でジョージのマシンを運転するロイ・ニッサニーを歓迎する」とデイブ・ロブソンは付け加えた。「いつものように、ロイは我々のエンジニアリングプログラムで積極的な役割を果たし、アゼルバイジャンで導入したコンポーネントのいくつかをさらに評価する」「このサーキットでの彼の運転経験とマシンに対する彼のフィーリングは、新しいパーツの詳細を理解するのに役立つ」「ニコラスはFP1で同様のプログラムをこなし、レースの準備といくつかのコンポーネントテストを組み合わせる。ジョージはFP2でマシンに戻り、レースの準備に集中する」ジョージ・ラッセルは、今シーズンこれまで定期的に予選Q2進出を果たしているが、ポイント獲得には至っていない。しかし、ウィリアムズF1は追加するアップグレードによって今後のレースでポイント争いに絡めることを期待している。