ウィリアムズF1は、暫定チーム代表のサイモン・ロバーツが、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、今週末のF1トルコGPを欠席することを発表した。クレア・ウィリアムズの退任後、暫定的にチームを運営しているサイモン・ロバーツは、通常のサイクルに沿って月曜日に実施した新型コロナウイルス検査では陰性だった。
しかし、その後に“軽微な症状”を示したことで、水曜日の朝に改めて検査を実施したところ、陽性という診断が下された。ウィリアムズF1は、サイモン・ロバーツは“体調は良い”としながらも、英国のガイドラインに従って必須の10日間の隔離を行い、今週末のレースのトラックサイドオペレーションはリモートでサポートすると述べた。今週末のF1トルコGPでは、チームマネージャーのデイブ・レディングと車両設計のチーフエンジニアであるアダム・カーターが、イスタンブール・パークでの現場での仕事を引き受ける。ウィリアムズは、サイモン・ロバーツは「レースチームの他のメンバーとの濃厚接触はありませんでした。チームは予定通りにトラックサイドで運営を続けます」とコメント。「チームとして、FIAのCovidガイドラインを順守するとともに、堅牢な検査プランに参加しています」今週、ウィリアムズF1は、10月のF1ポルトガルGPとF1エミリア・ロマーニャGPの期間中に新型コロナウイルスの陽性者が複数出て隔離を行うため、今週末のF1トルコGPの現場スタッフの交代を行うことを発表していた。「ウィリアムズは、F1ポルトガルGPおよびF1エミリア・ロマーニャGPの過程で複数のCOVID-19陽性者が出たことを確認します」とチームの公式声明には記されている。「彼らの個人的な情報について詳述はしませんが、全てのケースはFIAのCOVID-19ガイドラインに従って管理されており、FIAと協力、スタッフの安全確保の継続を優先しています」「これらのガイドラインに確実に遵守するために、陽性者との濃厚接触があったと特定されたトラックサイドチームのスタッフ数名も隔離されています」「チーム内のCOVID-19プロトコルに従って、ファクトリー勤務のスタッフの数名が、次戦F1トルコGPの週末に、隔離されたスタッフの代理を務めることになります」「今回にの件について、我々がこれ以上の追加情報を提供することはないことをご理解いただきたいです。また我々はこの非常に困難な時期において、サーキットおよびファクトリーで働くスタッフ、そして、その家族の継続的な取り組みと支援に感謝の意を表したいと思います」ウィリアムズF1は、現在コンストラクターズチャンピオンシップで再開であり、2020年にまだポイントを獲得できていない。
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