Wシリーズの初代チャンピオンであるジェイミー・チャドウィックは、1970年代以来の女性F1ドライバーになるという明確な目標を持っており、女性ドライバーがF1で競争できることを証明したいと決意している。ジェイミー・チャドウィックは、2019年からスタートした女性だけのレースシリーズ『Wシリーズ』でチャンピオンを獲得。ウィリアムズF1チームでダニエル・ティクトゥムなどと開発ドライバーを務めている。
現在、21歳のジェイミー・チャドウィックは、F3アジアに参戦しているが、先週末のレースではチェッカー後にジャンプスタートの裁定が下されて初勝利を奪われた。ジェイミー・チャドウィックは、自分がすでにレースでキャリアを積んでいることを誇りに思って言はいるが、F1グリッドに並ぶという夢を実現するためにはやるべきことがあると語る。「今でもウィリアムズでの仕事に没頭していますし、まだほっぺたをつねって確かめる瞬間があります」とジェイミー・チャドウィックは The Guardian に語った「F1に到達することが究極の目標です。そこにたどり着くのがどれほど大変かについては幻想は抱いていません」「実力でそれを達成したいです。自分が女性レーシングドライバーであることによって、それを実現したくはありません。適切な機会とサポートがあれば、私だけでなく、女性にとって、F1で競争力のあるレースをすることは可能だと本当に感じています。最終的に私はそれを証明したいと思っています」ジェイミー・チャドウィックは、1970年代のレラ・ロンバルディ以来、F1でドライブする彼女になるかもしれない。レラ・ロンバルディはF1史上で唯一ポイントを獲得した女性ドライバーだ。「“女の子としては良い”と考えている人もいますが、それで必ずしもトップに立てると限りません。私はそれをモチベーションとして受け止めています。それは可能だと心から信じていますし、私ではなくても、能力のある女性は間違いなくいます」
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