ウィリアムズは、シーズン後半にさらなる前進を計画している。今年のプレシーズンテストに新車が間に合わないという失態をおかしたウィリアムズは最後尾が定位置だったが、最近のレースではいくつか大幅なアップグレードを投入。
F1ハンガリーGPでは、ジョージ・ラッセルがQ2進出まで0.053秒差の16番手タイムを記録。レーシングポイントのセルジオ・ペレスとランス・ストロール、ルノーのダニエル・リカルドを上回るパフォーマンスをみせた。また、波乱の展開となったF1ドイツGPでは、アルファロメオ・レーシングの2台がペナルティで降格したことで、ロバート・クビサがシーズン初ポイントを獲得している。ウィりアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「我々にとっては残酷なシーズンだったので、どんな種類の報酬であっても喜んで受け入れるべきだと思っています」とコメント。「ですが、アルファロメオは上訴を提出しているので、成り行きを見守らなければなりません」だが、Auto Motor und Sport は、ウィリアムズはF1ハンガリーGPでダウンフォースに関して9%の進歩を果たしていると分析。それはタイムに換算すると0.8秒強に相当する。「あれは第一歩だった。これから僕たちはもっと多くのことをしていく必要がある」とジョージ・ラッセルはコメント。クレア・ウィリアムズは、チームにはそれを実現していく義務があると語る。「より多くのアップグレードが開発部門で承認されたばかりです。今後、それらをどれだけ早く生産できるかにかかっています」
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