ウィリアムズは、シーズン中盤に導入するアップグレードが“大幅”なパフォーマンス向上をもたらすことを期待している。2019年ここまで10チームの中で最も遅いマシンであることは明らかなウィリアムズだが、F1モナコGPではジョージ・ラッセルが15位、ロバート・クビサはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)の前の18位でフィニッシュ。2台揃って最下位ではなかったのは今季初めてだった。
ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「今はトンネルの出口に光が見えています。遅いかもしれませんが、クルマにパフォーマンスをもたらすのにい時間がかかることは我々全員がわかっていることです」と Autosport にコメント。「必ずしも人々はまだ目にしていないかもしれませんが、ファクトリーでは間違いなく多くの良い作業が進められています」「空力チームは風洞でパフォーマンスを見い出すために素晴らしい仕事をしています。それらを今後数週間、数カ月でレースに投入していいます。シーズン中盤に導入されるパッケージによって大幅なパフォーマンスがもたらされることを期待しています。間違いなく改善の兆しがあります」「現時点ではチーム内に明らかに肯定的な部分があります。今でも士気は非常に高いですし、我々は全員に懸命に戦い、マシンのパフォーマンスを向上し続けることを求めています」ウィリアムズは、FW42の問題を解決するおとができなければ、今後のシーズンも妥協を強いられるリスクもはらんでいるが、クリア・ウィリアムズはシーズンを決して捨ててはいないと主張する。ウィリアムズは、2020年に完全に焦点を切り替えることになるかと質問されたクリア・ウィリアムズは「いいえ、これまでウィリアムズが見限っていることは何もありません。我々がどの位置にいたとしても、決してこれまでもそうしたことはなかったですし、今後もそうです」とコメント。「それはウィリアムズの考え方ではありません。我々はうまくいっていなからといってシーズンに見切りをつけるようなことはしません。現時点では2019年と2020年をほぼ組み合わせた2つのシーズンとして見ています」「とにかく進化と発展ですし、レース後にパフォーマンスをもたらし続けなければなりません。間違いなくそれが目に見えて現れています。我々は9位のチームとのギャップを縮めていますし、シーズンが進行してもそれを続けていかなければなりません」
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