ウィリアムズは、ニコ・ロズベルグ、中嶋一貴の両ドライバーがポイントを獲得。2008年シーズンを素晴らしいカタチでスタートした。ニコ・ロズベルグは、終始安定感のあるレース運びで、彼のF1キャリアで初となる3位表彰台を獲得した。中嶋一貴は、2度の衝突があり難しいレースとなったが、初戦を7位で完走。ホンダのバリチェロが失格となったことで6位に順位をあげ、ポイントを獲得した。
ニコ・ロズベルグ (3位)「本当に、本当に幸せだ。F1の表彰台に上がることは本当に素晴らしい気分だ。ここに来るまでの間、冬にわたってチーム全体の懸命な働きは素晴らしかった。彼らは素晴らしい仕事をしたし、本当に多くの進歩を遂げた。僕は今日、持てる力すべてを出し切ったけど、暑い中でのストリートサーキットでのタフなレースはだったし、簡単にはいかなかった。この素晴らしい結果にチームに感謝しているし、ウィリアムズとともに成長できるという感覚は、僕にとって本当に自信に励みになる。このポジションに来るために僕を支えてくれた父にも感謝したい。僕たちはとてもしっかりしたクルマが持っているし、開発もうまくいっている。しかし、まだ始まったばかりだから、あまり興奮しないようにしたい」中嶋一貴 (6位)「今日の終わりに得たものは大きい。完走したことも大きいし、ポイントを獲得したことも大きい。今日は体力的に本当にタフだったけど、その上に多くのことが起こったね。スタートでは、僕の前のクルマがスピンして横向きになり、僕のノーズにダメジを負わせた。それから何度もセーフティーカーが入り、チームは僕の戦略をワン・ストップに変更するという素晴らしい仕事をし、ポイントを獲得することができた。レースの終わりに向かって、クルマが渋滞して、再び事故が起こり、僕のノーズは再びダメージを負ってしまった。でも、自分の体力と一貫性を証明できたことは良かった。よく知っているサーキットであるセパンでのレースすることを楽しみにしているよ。」
全文を読む