ウィリアムズは、オリバー・ローランドを2018年のF1シーズンで開発ドライバーにあたる“オフィシャルヤングドライバー”に起用することを発表した。昨年のF2選手権を3位で終えたオリバー・ローランドは、ウィリアムズのシミュレーター作業をアシストし、今シーズンの若手ドライバーテストではFW41で走行する機会が与えられる。
過去にマクラーレンとレッドブルのF1マシンをテストした経験のあるオリバー・ローランド(25歳)は「ウィリアムズにオフィシャルヤングドライバーとして加入できることを大変誇りに思っている」とコメント。「僕にとって素晴らしい機会であり、今シーズンの彼らのマシン開発を助けるために一生懸命に仕事をしていきたい」「F1での役割を得ることをずっと目指してきたし、ウィリアムズと一緒にそれができることにとても興奮している。彼らはずっと若いドライバーに進歩するためのチャンスを与えてきたし、これからドライバーとして良い印象を与えて、さらに発展していけるかは僕次第だ」「シミュレーターとテストで一所懸命に仕事をして、彼らに感銘を与えられることを願っている。エキサイティングなチャレンジであることは確かだ。ウィリアムズは2018年にグリッドの上位とのギャップを縮めるために作業を続けているし、チームの力になりたいと思っている」今シーズン、オリバー・ローランドは、ウィリアムズでの役割に加え、TRSMレーシングからFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに参戦する。ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「才能があり、高く評価されている若手ドライバーのオリバーの活動を確保できたことを嬉しく思います」とコメント。「彼らは多くのF1サーキットでレースをしていますし、彼の経験と知識はチームが進めているエンジニアリング作業を補ってくれるはずです。ウィリアムズへの彼の加入はチームをさらに強化するでしょう」
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