ウィリアムズの副チーム代表であるクレア・ウィリアムズは、メルセデスに移籍したバルテリ・ボッタスの後任ドライバーのオプションは狭かったと認めた。F1ワールドチャンピオンを獲得した5日後、ニコ・ロズベルグは電撃引退を発表。メルセデスのモータースポーツ責任者のトト・ヴォルフはウィリアムズに電話をかけた。
「ニコの決定の後、かなりすぐにトトから電話がかかってきました」とクレア・ウィリアムズは Speed Week にコメント。「その時点で我々はバルテリとランス・ストロールと契約していまいた。全てが完了し、全てがクリアでした。ニコの決定の後の新たなシナリオは我々を苦境に追い込みました」クレア・ウィリアムズは、チームが長年育ててきたバルテリ・ボッタスの移籍を妨げたくはなかったと語る。「近年、将来のワールドチャンピオンとしてバルテリの名前は定期的に言及されていました。私は彼がどう進んでいくかを気にかけています」「バルテリは長年にわたって我々の身近で成長してきました。とにかく我々は彼にもっと良いクルマを与えられたらと願っていました。彼がメルセデスでそのチャンスを得られたことを嬉しく思います」だが、バルテリ・ボッタスにチャンスを与えること、そして、メルセデスから提供される資金と引き換えに、ウィリアムズは後任ドライバー選定に難しい状況に置かれた。「我々はルーキーのランスの隣に経験豊富なドライバーが必要なことをわかっていました。それにスポンサーのマルティーニとの特別な状況がありました」有名なアルコールブランドであるマルティーニはウィリアムズのタイトルスポンサーを務めており、実際、ウィリアムズはランス・ストロールが18歳になるまで契約発表を遅らせた。メルセデスはバルテリ・ボッタス獲得の条件として育成ドライバーのパスカル・ウェーレインを提示したが、ウィリアムズはこれを拒否。そこにはマルティーニが、ランス・ストロールのチームメイトに少なくとも25歳以上のドライバーの起用を望んだと広く報じられている。最終的にウィリアムズは、F1引退を表明していたフェリペ・マッサを説得し、2017年のF1グリッドに連れ戻している。「問題はF1で獲得可能なドライバーの大部分は25歳になっていなかったことです。我々にとって目まぐるしい6週間でした」とクレア・ウィリアムズは認める。「退屈ではありませんでしたけどね。実際、シーズン後はいつもこんな感じです。次のシーズンのための準備がすでに始まっていますからね。ですが、今回は全てが少し異なりました」
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