ウィリアムズは、2年連続でコンストラクターズ3位を獲得したことには満足しているが、メルセデスやフェラーリに挑むためには2016年F1マシン『FW38』で全てのエリアで改善する必要があると感じてる。ウィリアムズは、前戦F1ブラジルで昨年同様コンストラクターズ選手権3位の座を確定したが、副チーム代表のクレア・ウィリアムズは、ランキング9位から3位へと大幅な躍進を果たした2014年シーズンほどの満足感は得られておらず、2016年に向けて一丸となって前進する必要があると語る。
「3位は素晴らしい結果ですが、昨年とは少し感情が違います」とクレア・ウィリアムズはコメント。「チームにとって3位を確保することは、全員がそれだけの努力をしてきたということですし、素晴らしいことです。自分たちのポジションを確立することは本当に前向きな前進です」ウィリアムズは、9月のF1シンガポールGPを最後にFW37のアップデートをストップし、すでに開発の焦点を2016年マシンであるFW38に向けている。「ですが、来年にむけて改めて全てのことに目を通せば、私たちが達成したい目標にはまだやらなければ作業がたくさんあります」今年、ウィリアムズは、ピットストップでしばしば3番目に早いチームだったが、オペレーションに苦戦することもあった。クレア・ウィリアムズは、次なるステップを果たし、より一貫して上位争いをするためには、マシンだけでなく、チームとして全体的に向上しなければならないと考えている。「我々はチーム一丸となって働かなければならないと思っています。トラックオペレーションの全てにおいて改善しなければならないことはわかっています」とクレア・ウィリアムズはコメント。「さらなる向上を果たすためには、チームとしてあらゆる面で変わらなければなりませんし、その目的を果たすためにもチーム全体ですべてを見直さなければなりません」クレアは、フェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスの二人はシーズンを通して一貫していたとし、彼らの貢献がチームの成功のために重要だったと述べた。「彼らは素晴らしかったです。彼らがチームのためにしてくれたことを咎めることなどできません。来年をとても楽しみにしています」