ウィリアムズは、マルシャのF1復帰を願っており、チームを救うことに繋がるのであれば2014年F1マシンでの参戦に投票するつもりだったことを明かした。チームは、2015年のF1エントリーフィーの調達に目途が立ち、管財のFRPアドバイザリーの管理下を離れることを発表。しかし、2014年F1マシンでの復帰を目指すマルシャにとって最大のチャンスは、F1ストラテジーグループの会合で打ち砕かれた。
マルシャが、2014年F1マシンでグリッドに復帰するには、ライバルチームの満場一致の賛同を得なければならないが、F1ストラテジーグループの投票で最初に票を投じたフォース・インディアが反対票だったため、マルシャの目的は達成されていない。フォース・インディアは“コンプライアンス”上の問題を懸念して反対したと説明、さらにマルシャが3月15日(日)に行われるオーストラリアの開幕戦に間に合うかどうかも疑問に考えているという。しかし、同じくストラテジーグループに名を連ねるウィリアムズは旧型車での参戦を強いられようとマルシャの復帰に投票する意思があったことを明かした。「この問題について私たちの立場はとても明白です」とウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズは Sky Sports News にコメント。「私たちは来年のグリッドが満たされ、競争力の高いラインアップになることを望んでいました。今シーズンに2014年のシャシーを使おうとした彼らのために投票するつもりだったことは間違いありません。ただ、残念ながら実現はしませんでした」「私たちは小規模チームを助けたいと思っていましたし、今でも彼らの復帰を後押ししています」
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