元トロ・ロッソのスティーブ・ニールセンが、ウィリアムズにスポーティングマネジャーとして加入した。先週、スティーブ・ニールセンは2013年から務めていたトロ・ロッソのスポーティングディレクターを退いていた。ウィリアムズでの新しい役職では、スティーブ・ニールセンはレースチーム全体のマネジメントとオペレーションを担うことになる。
F1キャリアにおいてティレルとアロウズのチームマネジャー、ベネトンとルノーのスポーティングディレクターなどを歴任してきたスティーブ・ニールセンは、2014年の成功をもとにウィリアムズを前進させていくことを目標としている。 「2014年にきわめて印象的なシーズンを過ごし、グローブの全員がエキサイティングな時を過ごしているこの時に、ウィリアムズのように歴史と名声あるチームに加わることができて嬉しく思う」とスティーブ・ニールセンはコメント。「この役職では、私はレースサーキットでのオペレーションを最高の水準を保ち、また、スポーツ的な側面からサーキットでのパフォーマンスを最大にすることに従事できる。ウィリアムズは才能豊かな人々からなるチームであり、彼らと共に働けることを楽しみにしている」 ウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーを務めるパット・シモンズは、経験豊富なスティーブ・ニールセンの起用はウィリアムズにとって重要な人事だったと述べた。「スティーブは、F1のスポーツ面における豊富な経験をもたらし、我々がチームとして選手権をさらに駆け上っていく助けとなるだろう。彼は過去に世界選手権で優勝しており、ウィリアムズが再びそれを達成するためにスポーティングレベルで何がなされるべきかを知っている。われわれには才能を備え、常に進化し続けるレースチームがあり、スティーブの加入によって来シーズンのわれわれはオペレーション面でさらに上昇できる位置につけている」 ウィリアムズの首脳陣としてはスティーブ・ニールセンが最新の人事になる。今年はパット・シモンズとロブ・スメドリーが新たな役職に就いており、チームが大きな前進を果たす助けとなった。