ウィリアムズは、2015年も現行ドライバーであるフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスのラインナップを継続することを正式発表した。メルセデスエンジンを搭載したウィリアムズは、今年、バルテリ・ボッタスが4度の表彰台を獲得。フェリペ・マッサもポールポジションを獲得するなど、名門復活への道を進んでいる。
バルテリ・ボッタスには他チームへの移籍、フェリペ・マッサのシートに関しては同郷のフェリペ・ナスルが多額のスポンサーマネーで獲得に動いていると報じられていたが、今回の発表でそれらの噂は終止符を打つことになった。フェリペ・マッサ「ウィリアムズ・マルティーニ・レーシングとの時間を本当に楽しんでいるし、ここで安定していると感じてる。ウィリアムズはモーターレーシングで非常にアイコン的な名前であり、このチームのためにレースをするのを本当に誇らしく思っている。今シーズン、僕たちは本当のポテンシャルを示し始めている。僕は強くて、シーズンが進むにつれてかなり改善したクルマを走らせている。将来にむけて非常に励みになることだ。シーズン後半もプッシュし続けることが重要だし、それによって本当に良い勢いを作り上げて2015年を開始できると思う」バルテリ・ボッタス「僕は、もう5年間ウィリアムズ・チームのメンバーだし、その時間を通してともに成長してきた。素晴らしい感覚だ。それに今シーズン、チームはとても印象的なゲインを果たしている。チームが正しい方向に進んでいて、競争力を維持できると確信している。フランク卿とクレアは、僕を本当に信頼してくれているし、彼らがそれを続けてくれていることに本当に感謝している。フェリペと僕は、良い作業関係を築いているし、この早い時期の発表は、FW36、そしてFW37で進んでいる開発に僕たち二人のインプットを入れるのに役に立つ」フランク・ウィリアムズ「フェリパとバルテリが2015年もウィリアムズのためにレースをすることを発表でき嬉しく思う。フェリペは、働くことを楽しんでおり、生のペースと豊かな経験を結合している。バルテリが非常に特別な才能であることは長年知っていたし、我々はFW36で彼のスキルを示すことができるクルマを与えることができた。チームは非常に改善された2014年シーズンを過ごしており、そこに我々のドライバーのスキルとエンジニアへの彼らのフィードバックが重要であることが証明された。この発表は、我々に2015年も優れた安定性を与えるが、もちろん、我々は今シーズン残り7戦でFW36のフルポテンシャルを最大化することに集中している」