ウィリアムズは、新しい最先端技術施設を正式にオープン。セレモニーにはイギリスのデービッド・キャメロン首相も参加した。ウィリアムズが過去2年に渡って800万ポンド(約13億8,700万円)を投じてきたこの施設はウィリアムズ・マティーニ・レーシングチームと同じ場所に建設され、3,800平方メートルの敷地面積を誇る。最大で250人のデザイナーに対応可能で、一回限りのプロジェクトや生産量の少ないプロダクトのために使用できる最新技術の研究開発施設となっている。
1階のワークショップが特徴的な同施設は、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングの顧客数を踏まえてプロジェクトを完全に秘密裏に進行できる部屋も複数用意されている。 ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングの目的は“チームがF1で培った技術、ノウハウ、短時間の開発スキルを生かして、自動車、モータースポーツ、運送機関、エネルギーセクターに最新鋭の技術ソリューションをもたらす”こととなっている。11日(金)のお披露目に出席したデービッド・キャメロン首相は「F1は世界最先端のハイテク産業であり、イギリスとイギリス人のエンジニアおよびデザイナーたちがその舞台で重要な役割を果たすことを心から誇りに思っています」とコメント。「ウィリアムズがオックスフォードシャーに開設したウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングの施設は、その地域にとっても素晴らしいニュースです。産業を立て直し、雇用を創出し、イギリスにとってより優れた将来を確保するための強力な新任と言えるでしょう」
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