フランク・ウィリアムズが、ウィリアムズの最高責任者のポジションに復帰した。フランク・ウィリアムズは、大株主とチーム代表という立場のままではあったが、チーム運営では一線を退き、取締役からも退任していた。だが、今年3月に後継者に指名していたアダム・パーが会長職を辞任。フランク・ウィリアムズは、自身が最高責任者の座に返り咲いたことを明らかにした。
「アダム・パーは大変尽くしてくれていたので、一緒に目指していた結果を達成できなかったことは悲しいことだ」とフランク・ウィリアムズは述べた。2010年に会長職をアダム・パーに譲ったフランク・ウィリアムズは、「彼が去ったとき、私がそのポジションに就くしかなかった」と付け加えた。昨年、ウィリアムズは過去最悪のシーズンを経験したが、2012年はウィナーズサークルに戻ってきており、F1スペインGPではパストール・マルドナドがポール・トゥ・ウインを果たしている。「アダム・パーは短すぎる時間ではあったが、彼自身の功績ひゃチームの中で重要な役割を果たしてくれた」「彼の辞任は非常に悲しいことだ。彼は、本当にクレバーな人物であり、例えばマイク・コフランのような数名の重要人物、エンジニアリング面のキーパソンを招き入れた。それは大きな違いを生んでいる。我々はそれを実感している」