マーク・ウェバーは、今やロマン・グロージャンはF1にいるべき存在になったと認めた。1年前のF1日本GPで1周目にロマン・グロージャンに追突されたマーク・ウェバーは、ロマン・グロージャンを“1周目の頭のいかれた奴”だと激怒。クラッシュを引き起こすことが多かったグロージャンは、イタリアGPで出場停止処分が科せられるなど、F1での未来が疑問視されたほどだった。
だが、先週末のF1日本GPでは、ロマン・グロージャンはレースを通してレッドブルの2台と戦い、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーに次ぐ3位でフィニッシュした。しかし、マーク・ウェバーは、今やロマン・グロージャンは人が変わったと述べた。「今年のロマンは、仕事に対してまったく異なる精神的アプローチで取り組んでいることは明白だ」とマーク・ウェバーはコメント。「週末全体をまとめられるようになったし、いくつか非常に良いレースを見せている。ドライバーとしてよりリラックスし、自信を持ち始めていることの表れだね。レースだけではなく、プラクティスでもミスは大幅に減った」「別にお世辞を言うつもりはない。でも、彼は今年とてもいい仕事をしている。フェルナンド(アロンソ)と(ルノーで)一緒に走ったF1初年度と復帰した去年は彼にとって楽ではなかったはずだ・・・そう考えればいい仕事をしていると思うよ」 「でも、今年中にあまり成長しすぎないでほしいね! 僕たちも負けるわけにはいかない」関連:マーク・ウェバー、接触のグロージャンに激怒「頭がいかれてる」 - 2012年10月8日
全文を読む