ヴァージンが、フォーミュラEへの参戦を発表した。リチャード・ブランドンが率いるヴァージンは、2010年にF1に参戦。その後、マルシャにチーム株式の一部を売却して、ヴァージンとしての参戦は終了している。ヴァージン・フォーミュラEチームは、元ヴァージン・レーシングのチーム代表アレックス・タイが率いる。
「フォーミュラEのコンセプトに完全に熱中しており、ヴァージン・ブランドに素晴らしくフィットすると考えている」とアレックス・タイはコメント。「大都市の中心でレースをするというシリーズの特性は、素晴らしい雰囲気を作り出すはずだ」「新技術を開発するという動機は、常にパイオニア的な組織であるヴァージンにとって魅力がある」リチャード・ブランソンは、フォーミュラEが電気自動車のイメージとテクノロジーの両面の発展において重要な役割を果たすと考えている。「速さ、信頼性、耐久性のあるレースを造るというニーズは、そのセクターを加速させ、世界的なオーディエンスに電気自動車を披露する助けになるだろう」フォーミュラEのアレハンロド・アガグCEOは、ヴァージンの関与は、シリーズにとって大きな後押しだと述べた。「技術革新とスポーツへの情熱で有名なヴァージンのような世界的なブランドを10チームのひとつとして迎えられることは、チャンピオンシップにとって素晴らしい付加価値になるし、彼らのサスティナブル・モビリティへのコミットメントを示している」ヴァージンの参戦により、10チームの参戦を予定しているフォーミュラEのスロットは残り1つとなった。