元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ハースF1チームがニコ・ヒュルケンベルグではなく、ロマン・グロージャンを続投させるという決断をしたことを支持している。ハースF1チームは、ルノーのF1シートを失ったニコ・ヒュルケンベルグを起用することが濃厚と考えられていたが、2020年にケビン・マグヌッセンのチームメイトとしてロマン・グロージャンを残留させるというニュースはF1パドックを驚かせた。
だが、ジャック・ヴィルヌーヴは、ハースF1チームの決断は当然のことだと考えている。「ほとんどのレースで勝っていない二人のドライバーがいる。ヒュルケンベルグは表彰台すら獲得できていない。どうして変えたいと思う?」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。「もしグロージャンを交代したかったのであれば、若いドライバーか、勝ち方を知っている年上のドライバーを選ぶべきだ。リカルドのようにね」F1パドックで評価の高いニコ・ヒュルケンベルグだが、ジャック・ヴィルヌーヴの言うように表彰台未登壇記録を更新中。また、持参金もなく、高額な年俸もアルファロメオとウィリアムズの残りのシートを獲得するためのネックとなっている。