元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ピエール・ガスリーがレッドブル・ホンダのシートを維持できているのは、今のところ他に選択肢がないからに過ぎないと考えている。ジャック・ヴィルヌーヴは、レッドブルが2019年に低調なパフォーマンスを繰り返しているピエール・ガスリーに対して寛大であることに驚いていると語る。
ピエール・ガスリーの現状について質問されたジャック・ヴィルヌーヴは「難しいという以上だね」とコメント。「彼は本当にかなり遅れをとっているし、彼本来のレベルに達していない」激しいプレッシャーとシート喪失が噂されているピエール・ガスリーは、F1イギリスGPで全員を果たしたように見えたが、ジャック・ヴィルヌーヴは根本的な状況は変わらないだろうと考えている。「言われなくてもわかっているだろ?」とジャック・ヴィルヌーヴは語る。「彼がまだレッドブルにいるのはラッキーだね。ヘルムート・マルコは過去に自分たちのドライバーに対してはるかに積極的だった」「彼らのレベルに達しているドライバーが現れていないだけだし、彼らは彼の代わりに誰を起用すればいいかわからないんだ」実際、ジャック・ヴィルヌーヴは、ダニール・クビアトはより成熟したと考えてはいるが、ピエール・ガスリーの代役に適任だとは考えていないと語る。「彼らはすでに彼(クビアト)を起用している。なぞそんなことをするんだ? そんなことするべきではない」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。「ビッグチームとスモールチームで走るのは非常に異なる。スモールチームでは素晴らしいパフォーマンスを発揮していても、ビッグチームではそうではないドライバーもいる。10年の経験があるドライバーでさえそのようなことが起こる」