セバスチャン・ベッテルは、レッドブルができるだけ早くFダクトを準備してくれることを願っている。中国GPの金曜フリー走行では、フィールドの多くのチームが“Fダクト”をテストするとみられているが、レッドブルはそれらのチームには入っていない。マクラーレンが今シーズン投入したFダクトだが、中国GPではザウバー、ウェリアムズ、メルセデスGP、フェラーリが同じような仕組みをテストするとみられている。
メルセデスエンジンは、パワー面においてすでにルノーエンインよりも優位にたっているが、マクラーレンはFダクトによってレッドブルに対してストレートでさらにアドバンテージを得ている。レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイは、RB6のFダクトに取り組んでいることを認めている。セバスチャン・ベッテルは、レッドブルが早急にFダクトを準備してくれることを望んでいる。バルセロナでRB6にFダクトが搭載されるか問われたベッテルは「そう願っているよ」とコメント。「中国は最後のフライアウェイレースだ。ヨーロッパでは多くのグランプリが続く。それ(Fダクト)を期待しているよ」「日にちは決定していない。他チームと同じように僕たちもそれに取り組んでいる」ベッテルは、Fダクトが一周につきコンマ5秒を届けることができると考えており、そのポテンシャルをチームは無視することはできないと語る。しかし、ベッテルは「マクラーレンはずっと開発に取り組んできたので、(Fダクトを融合させることは)簡単なことではない」としている。関連:Fダクトとは
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