セバスチャン・ベッテルの“ラスト鈴鹿”となった2022年のF1日本GPをアストンマーティンF1チームが13分の動画にまとめた。3年ぶりに開催されたF1日本GPは、今シーズン限りでF1を引退するセバスチャン・ベッテルにとって“ラスト鈴鹿”。「神が作ったコース」と称して鈴鹿サーキットへの愛を繰り返し語ってきたベッテルには日本にも多くのファンがいる。
木曜日の記者会見では「鈴鹿サーキットでなら1回限りのF1復帰も真剣に検討する」と語り、「鈴鹿だけは最後であることを少し寂しく感じる」と走る前から“鈴鹿愛”を語ったセバスチャン・ベッテル。金曜日のフリー走行後には「グランドスタンドのすべてのバナーとサーキットのファンは、ドイツ国旗のないドイツGPに最も近いものだと感じさせくれる!」と母国グランプリを比較してファンを称賛。予選でQ3進出を果たしたセバスチャン・ベッテルは『ほんとうに楽しかった。このトラックは、他のすべてのトラックよりもはるかに優れている』と語り、Q3で会心のアタックに満足したベッテルは『アリガトウゴザイマス、スズカ。ありがとう。この場所が恋しくなる』と日本語を交えて鈴鹿サーキットに感謝の意を述べた。決勝前にはパドックに招待したファンと対面。生憎の雨となったレースでは6位入賞を果たし、「最後の鈴鹿は悲しいけど夢のような週末だった」と語った。