セバスチャン・ベッテルは、シーズンが始まる頃にはミハエル・シューマッハ復帰の目新しさはなくなって、グリッドでのシューマッハの存在はすぐに日常的なものになるだろうと考えている。同じドイツ人でミハエル・シューマッハの後継者と呼ばれたセバスチャン・ベッテルは、シューマッハのF1復帰を歓迎しており、彼がこのような決断をしたか理解できると語る。
「彼の復帰はF1にとって素晴らしいことだよ」とベッテルはGazzetta dello Sportにコメント。「今、明らかに会話の主題になっているよね。世界中がそれについて話している」「でも、再びエンジンが動き出してシーズンが始まれば、もっと集中するべき重要なことがあると思うよ」ベッテルは、シューマッハの年齢が体力的に不利になるとの見方を否定。シューマッハは、2010年シーズンが開始することには41歳になっている。「その点は、彼にとって簡単ではないだろうね」「でも、彼をみればまだ本当に素晴らしい状態だ。彼はずっと活動していた。もちろん、多くはクルマのパフォーマンスに依存するだろうね。少なくともどうなるかはバーレーンGPまで待ってみようよ」ベッテルは、シューマッハがチームメイトのニコ・ロズベルグにどれくらい匹敵するかに興味をそそられている。「ミハエルとニコの大きな年齢差はとても面白いよね。シューミは多くの経験を持ち込むし、チームは大きなアドバンテージを得られるだろう」ベッテルとシューマッハは友人だが、ベッテルはシューマッハがF1復帰を計画していたことに気付かなかったと語る。「誰もそれを真剣に信じてはいなかったよね。数週間前、ケルペンでのカートレースで一緒になって彼を少しからかったけど、彼は何も言いたくなさそうだった。彼が夏に復帰を断念したのは首に問題があったからだけど、すっかり良くなっているようだったよ」
全文を読む