セバスチャン・ベッテルは、フェラーリの2020年F1マシンでシート合わせを完了させた。フェラーリは2020年のF1プレシーズンテストに向けて作業を続けている。1月30日(木)にはマラネロのファクトリーにエンジニアと経営陣が集まり、2020年F1マシンのエンジンを初始動。チームによると、マシンは約30秒間、正常にファイヤーアップが行われたという。
その後、セバスチャン・ベッテルは2020年の最初のミーティングのために1月31日(金)にマラネロに到着。自分のマシンを担当するエンジニアとチーム代表のマッティア・ビノットと会い、2020年F1マシンのシート合わせを完了させた。2020年F1マシンの発表に先立ち、フェラーリはピレリの18インチタイヤのテストのためにスペインのヘレスを訪問。まだ、誰がテストを実施するかは発表されていないが、報道によるとシャルル・ルクレールが18インチタイヤ向けに改良されたミュールカーを走らせるとされている。フェラーリは2月11日(火)、223年前にイタリアの緑・白・赤の三色旗(トリコローレ)が採用されたレッジョ・エミリアにあるムニキパーレ劇場で2020年F1マシンを発表。発表会はの現地時間18時30分(日本時間26時30)から開催され、フェラーリのSNS(FaceBook、Twitter、Instagram)でライブ配信される。現時点でシェイクダウンテストの予定は報じられておらず、2月19日(水)のプレシーズンテスト初日が2020年F1マシンでの初走行になるとされている。