セバスチャン・ベッテルが、2021年にマクラーレンでF1キャリアを継続することを検討していると Marca が報じている。セバスチャン・ベッテルは、フェラーリとの契約が2020年末で満了となるが、フェラーリの上層部は、2021年にベッテルのF1シートが2021年も空席になる可能性があることを認めている。
Marca は、セバスチャン・ベッテルがマクラーレンのF1チーム代表であるアンドレアス・ザイドルとコンタクトを取っていると報道。このゴシップの背景として、セバスチャン・ベッテルとアンドレアス・ザイドルが旧知の仲だと論理を展開。2006年にベッテルがBMWザウバーに所属していた際にザイドルもチームにいた。今年、コンストラクターズ選手権を4位で終えたマクラーレンは、2021年からメルセデスのF1エンジンを搭載することが決定しており、セバスチャン・ベッテルにとって魅力的なオプションとなる可能性がある。しかし、セバスチャン・ベッテルがマクラーレンに加入した場合、カルロス・サインツもしくはランド・ノリスのどちらかがチームを去らなければならない。また、Marca は、ルノーF1チームの将来を確信していないダニエル・リカルドもマクラーレン移籍を狙っているかもしれないと報じている。2021年にむけてはルイス・ハミルトンがフェラーリ、マックス・フェルスタッペンがメルセデスに移籍するとも噂されており、ラインナップに大きな変動があるかもしれない。しかし、セバスチャン・ベッテルの親友である元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、セバスチャン・ベッテルが2020年でF1を引退すると予想している。「最近、彼には勝つために何かをしようという意欲が見えない」とバーニー・エクレストンは Auto Bild にコメント。「ベッテルが2020年以降に留まるとは思わない。だが、彼は正しい決断を下すだろう」
全文を読む