フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、10月13日(日)に鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPの決勝レースで2位表彰台を獲得した。午前中の予選でポールポジションを獲得したセバスチャン・ベッテルはスタートに失敗。ジャンプスタートのペナルティは免れたが、リードをバルテリ・ボッタスに奪われた。
その後もメルセデスに匹敵するペースは発揮できず1-2体制を許していたが、メルセデスはスタートで先行したバルテリ・ボッタスを優先するかたちでルイス・ハミルトンにも2ストップ戦略をとったことで2位に浮上。最後はハミルトンの猛追を抑えきって2位表彰台を獲得した。「午前中はとてもよかったが、午後はチームとして達成した結果としてはあまりよくなかった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「スタートは僕もシャルルもよくなかった。それがなければ、二人とも先頭争いをすることができたはずだ。今日は難しかった。正直、ライバルの方が速かった。バルテリは飛ぶようだった」「スタートが悪かった。最初、少しクラッチが早すぎたので、もう一度やり直したことで勢いを失った。いつもの僕たちはスタートがとてもいいけど、今回は駄目だった。その後はライバルに比べてレース中のスピードがやや劣っていた。バルテリやルイスよりもタイヤを酷使してしまった。特にスティントの終わりには、パフォーマンスの落ち方が大きかったけど、ライバルはずっとペースを維持していた」「終盤の僕の唯一の目標は、ルイスを抑えることだった。彼がストレートではオーバーテイクに苦労するとわかっていたので、ここぞというときにクリーンにコーナーを立ち上がろうと気をつけていた」
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