前戦シンガポールGPで勝利を飾り、約1年の未勝利記録をストップさせたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、まだ勝ったことのないF1ロシアGPで最後の一歩を踏み出せることを望んでいると語る。「僕たちはロシアでもう数回レースをしている。勝利に近づいたけど、成し遂げたことのないサーキットだ。実際、2年前にはフロントローからスタートして、フェラーリはフロントローを独占しているけど、最後の一歩を踏み出して、勝利の満足感を得られることを望んでいる」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「冬季オリンピックで使われたオリンピックスタジアムとメダルプラザを通る特別なレースだし、そのセッティングという点では間違いなくユニークだ。多くのコーナーが互いに似ているけど、すべてが非常にテクニカルだし、エントリーポイントを見つけるのはかなり難しい。タイヤをケアしつつ、正しいプレーキングポイントを捕えて、速く走るためにクルマを回すための最善の方法を見つけなければならないからね」「技術的な観点から見て、カレンダーで最もトリッキーなトラックのひとつだけど、特に予選で完璧なフライングラップを組み立てることができれたときはやりがいを感じる」