セバスチャン・ベッテルは、ミック・シューマッハがフェラーリと契約したというニュースを歓迎している。セバスチャン・ベッテルのメンターであるミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハ(19歳)は、先週フェラーリのドライバー育成組織である『フェラーリ・ドライバー・アカデミー』と契約を結んだ。
レース・オブ・チャンピオンズでミック・シューマッハと“チーム・ドイツ”を結成したセバスチャン・ベッテルは「彼にとって素晴らしいことだ」と DPA通信 にコメント。「彼が長い間一緒にいて、いつか僕と一緒に走れることを願っているよ。もしくは僕がいつか止めたときに彼にステアリングホイールを託すことができるかもしれないね」フェラーリの新チーム代表に就任したマッティア・ビノットは、ミック・シューマッハが“生まれた”ときからしていると語る。ミック・シューマッハは、ミハエル・シューマッハがフェラーリでタイトルを5連覇する1年前の1999年に生まれている。フェラーリでミハエル・シューマッハと密接に仕事をしたエンジニアのルイジ。マッツォーラは「素晴らしいストーリーだと思う」と Autosprint にコメント。「ミックはここまで自分の価値を証明してきたし、アカデミーに加入するに相応しい。フェラーリがメルセデスを破って彼と契約したことを嬉しく思っている。アカデミーは若手ドライバーが成長するには打ってつけの環境だと思う」今年、F2にステップアップするミック・シューマッハは、フェラーリ、もしくはカスタマーチームのザウバーやハースでF1テストデビューを果たすと考えられている。「僕がこのイベントでデビューしたとき、ミハエルとペアを組んだ。自分が彼にどれくらい憧れていたかを覚えているよ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「今日は僕が彼の息子と組んだ。ミハエルはミックのことを非常に誇りに思っているだろうね」
全文を読む