セバスチャン・ベッテルは、2019年にフェラーリで新しいチームメイトとなるシャルル・ルクレールと協力関係を築いていくことが重要だと考えている。フェラーリは、2019年にキミ・ライコネンに代えて育成ドライバーのシャルル・ルクレールを昇格させることを決定。セバスチャン・ベッテルにとっては2015年のフェラーリ加入し来、初めて新しいチームメイトを迎えることになる。
今年、ザウバーでF1デビューを果たした21歳のシャルル・ルクレールが、天性のスピードを持っていることは間違いないが、F1ではまだわずか19戦と経験が不足している。セバスチャン・ベッテルは、二人がチーム内で覇権争いを演じるのは間違いだと考えている。「違ってくるのは確かだろう。シャルルはキミではないし、キミはシャルルではないからね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「彼は若いし、頭と心でいろいろと大変だと思う。チームのためにコース上で協力する必要があると考えている」「彼が僕を倒したいと考えるのは確かだし、僕も彼を倒したい。ルールは明確だ。それはキミとでも同じだった。でも、僕たちが協力することが重要だと思っているし、言ったように、彼はたくさんのことに直面することになるだろう」「僕は彼のチームメイトだし、助けるためにもここにいる。そのようなことを隠したり、ごまかそうとすることはない。それがキミとうまくっやってきた理由だと思う。その点に関して僕たちはとても似ている。だから、様子を見てみるつもりだ」フェラーリのF1シートを喪失した39歳のキミ・ライコネンは、2019年にザウバーと2年契約を結んで現役を続行することが決定している。しかし、セバスチャン・ベッテルは、自分がそれくらいの年齢までキャリアを続けていくかどうかはわからないと語る。「キミと同じくらいの長く続けるにはあと10年くらいある。長い時間だ。僕はここに長くいるけど、基本的にその半分だ。僕にはわからない」「僕たちは合計で400戦を目指している。どうなるかわからないけど、実現しないかもしれない。僕にはわからない」「場合にもよるよね。今後10年間フェラーリで勝てるのであれば、そうしない理由はないよね?」