セバスチャン・ベッテルのシーズン後半の不調の原因は“家族の問題”かもしれないとイタリアの Sky が報じている。今シーズン前半はタイトル獲得の可能性もあったセバスチャン・ベッテルだったが、F1ドイツGPでの自滅を境に急激に失速。それ以降、先週末のF1アメリカGPで他車と接触して早々に順位を落とすなどのミスが目立ち、ドイツGP以降ではベルギーGPの1度だけしか勝利を手にしていない。
次戦F1メキシコGPでルイス・ハミルトンは7位以内に入ればタイトルを確定させるところまできており、セバスチャン・ベッテルが残りのレースで逆転タイトルを獲得する可能性はほぼ奇跡に近い。Sky Italia の報道によると、セバスタン・ベッテルは“家族の問題”が原因であると報道。「彼のプライベートビジネスに関することなので、これ以上のことは言えない」との情報源のコメントを紹介した。それはさており、フェラーリが突然スランプに陥った原因は、技術的なものであるとの見方が強い。メルセデスは、フェラーリのF1パワーユニットのバッテリーの違法性を疑っており、FIAはフェラーリのバッテリーにセンサーを搭載して監視を続けている。一方で、フェラーリもメルセデスのホイールリムの“穴”についてFIAに調査を依頼している。実際、フェラーリの最高技術責任者であるマッティア・ビノットは、F1アメリカGP後に正式に抗議する準備を進めており、それを察知したメルセデスは“穴”をシリコンで埋めたと Globo は報道。フェラーリがF1アメリカGPでメルセデスに対して突然にペースを取り戻したのはそれが原因だとも伝えている。
全文を読む