セバスチャン・ベッテルは2016年のワールドチャンピオンをかけた戦いを台無しにしたくなかったので、最終ラップで慎重になっていたと認めた。だが、セバスチャン・ベッテルは、同じドイツ人のニコ・ロズベルグをサポートするために故意にオーバーテイクをしなかったとの見方を否定した。「僕にとって、ニコはストレートであまりに速かった」とセバスチャン・ベッテルは Auto Motor und Sport にコメント。
「ターン11がベストな場所だったけど、ニコはうまく防御した」しかし、セバスチャン・ベッテルは本気でオーバーテイクを仕掛けていなかったとの見方もある。「ニコはルイスにとても接近していたので、僕は完全にリスクを冒すことができなかった。彼(ハミルトン)までリタイアに追い込むわけにはいかないからね。馬鹿げた仕掛けでリスクを冒したくはなかった」だが、セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトンの戦術には完全には同意できないと認める。「ニコの立場には置かれたくなかったね。全員がルイスがやろうとしていることをわかっていた。彼はバスのように遅かったし、ニコを僕たちと戦わせたかったんだ」「僕はフェラーリのためにレースに勝ちたかった。でも、ルイスとニコがタイトルを争っていることも知っていた」セバスチャン・ベッテルは、ニコ・ロズベルグは完全にワールドチャンピオンに相応しいと述べ、クルマの信頼性が良かっただけだと示唆したルイス・ハミルトンの考え方を却下した。「僕の考えでは、運だけではチャンピオンにはなれない」とセバスチャン・ベッテルは Bild にコメント。「運に恵まれるときもあれば、運に見放されるときもある。でも、それは過去に他のドライバーにも起こったことだと思う」「ニコは一年で最も多くのポイントを集めた。彼はとても一貫性があった。他のドライバーのほうがタイトルにふさわしかったなど決して疑問に思うべきれはない」「21戦を終えた時点で結果ははっきりしている」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "swcXJ3NzE6EpOVLzr4qpDteGYOfxPLwy");});関連:【動画】 2016 F1アブダビGP 決勝ハイライト
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