セバスチャン・ベッテルは、2年落ちのフェラーリのF1マシンを使用したテストで2016年シーズンを始動した。セバスチャン・ベッテルは、プロモーションイベントの一環としてフィオラノにあるフェラーリのテスト施設で2014年F1マシン『F14T』で多くの周回を走りこんだ。広報担当によると、このセッションでは“シミュレーターとの相関試験”も行われたという。
FIAが定めたレギュレーションでは、F1チームは修正を施していない2012年、2013年、2014年のF1マシンを使って走行することができる。ただし、新しいコンポーネントを搭載することはできない。 このテストは2016年シーズンに向けたセバスチャン・ベッテルとフェラーリの準備作業の一部であり、来週末にはポールリカールで2015年F1マシンを使ったピレリのウェットテストが実施される。2日間のテストでは、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが作業を担当する予定となっている。