セバスチャン・ベッテルは、シャシーを交換したことが2014年の危機からの脱出の助けになったと考えている。セバスチャン・ベッテルは、F1スペインGPまで“スージー”と名付けたオリジナルのRB10に苦闘していた。ヘルムート・マルコは、セバスチャン・ベッテルはシャシーのクラックを疑い、レッドブルは念のためセバスチャン・ベッテルが冬季テストで使用したモノコックに戻した。
F1スペインGPの週末では信頼性問題に苦しんだセバスチャン・ベッテルだが、レースでは猛反撃を見せた。4位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテルは「もう一度マシンを自分の手の中に取り戻したような感じだ」と喜びを示した。 Auto Motor und Sportからシャシー変更が鍵だったのか質問されたセバスチャン・ベッテルは「それが違いを生んだと思う」と同意した。 また、F1スペインGPまでに感じていたハンドリングの問題も「少なくとも疑問符は消えた」とセバスチャン・ベッテルは続けた。「ペースについて言えば、まあまあ良かった」レッドブルは、エイドリアン・ニューウェイが設計したRB10には満足しているが、エンジンサプライヤーのルノーに対してはさらなる改善をプッシュしている。また、F1スペインGPでは、トタルT(otal)の新たなブレンドの燃料が効果をもたらした。 「クルマ自体にはこれ以上の力は感じられないけれど、僕たちは通常ストレートで攻撃されやすいかったし、そこを少し改善できたと思う」
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