ワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテルは、最終戦で2倍のポイントを与えるという新しい規約を批判した。9日に発表されたこのシステムは、チャンピオンシップの早期決着を避けることが目的。ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方に適用され、2014年の最終戦のウィナーには50ポイント、2位には36ポイント、以下10位まで通常の2倍のポイントが与えられるというもの。
セバスチャン・ベッテルは、サッカーの最終戦で2倍の得点が与えられることを例に挙げ、この計画を非難した。「ブンデスリーガの最後の試合で、突然、得点が2倍になるのを想像してみてよ」とセバスチャン・ベッテルは Sport Bild にコメント。「不合理だし、シーズン全体で一生懸命頑張ってきた人々を手荒に扱っている。彼ら(FIA)は、F1の古い伝統を理解していないんだと思う」チームメイトとなるダニエル・リカルドも、新しい規約には反対のようだ。「かなり奇妙だよね...」とダニエル・リカルドはTwitterに投稿。「誰がそのようなものに持ち出したのかわからないよ...」レッドブルは、F1の戦略グループのうちの1チームであり、新しい規約の可決に関与している。FOMとFIAもまた変更に投票している。しかし、レッドブルのヘルムート・マルコは、レッドブルは変更に反対だったと述べ、原案では最終4戦でポイントを2倍にすることになっていたことを明かした。「我々はそれに反対だった。だが、我々のチーム代表クリスチャン・ホーナーは覆された」とヘルムート・マルコはコメント。「当初は最終4戦で2倍のポイントを与えるという計画だった」関連:F1:2014年から最終戦でポイント2倍
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