レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、セバスチャン・ベッテルの優勝のあと、F1グリッドの半分のチームが彼を狙っていると語る。モンツァで最年少ポールシッター&レースウィナーとなったセバスチャン・ベッテル。最近の活躍でベッテルはチャンピオンシップの8位に浮上し、トロ・ロッソは、コンストラクターズランキングでレッドブルを追い抜いた。
来年ベッテルをトロ・ロッソからレッドブルに昇格させるマテシッツは、ベッテルに多くの関心が集まっていると言い、レッドブルが長期的に彼を保有するには、レースに勝てるクルマを作らなければならないと語る。「F1グリッドの半分が彼を追いかけている。しかし、セバスチャンにレッドブルを出ていく考えはないし、私も持っていない。彼は我々のファミリーの一員なんだ。」「彼が去ろうとするなら、我々は落胆するだろう。しかし、彼は最高のチームで最高のマシンを得る権利を手にした。だから、来シーズン、レッドブルは彼にそれを提供しなければならない。」マテシッルは、来年レッドブルが上位で戦うことができると語る。「そうすることができると思っている。完全に新しいクルマになるし、エイドリアン(ニューウェイ)は、トップのマシンになるという可能性が非常に高いという保証人だ。」