3年連続のワールドチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテルは、タイトル4連覇にむけてモチベーションに問題はないと述べた。F1史上最年少で3年連続のワールドチャンピオンを獲得したセバスチャン・ベッテルは、2013年も高いレベルでの成功を維持するつもりだと主張した。「チーム内で自分が特別なポジションであることはわかっている。そうだね。でも、僕はチームメンバーとして自分を捉えている」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「チームメンバーとして今年や過去2年間と同じように2013年も成功したい。個人的にモチベーションを装う必要はなかった。それは僕の性格の一部だ」「確かに今はタイトル優勝やそれに伴うあらゆることを味わえるのは素晴らしいことだけど、それ以上に記憶に残っているのはそこに到達するまでのステップだ。初レースでのグリッドでの緊張感、予定通りにいかなかったときのストレス、表彰だ、全ての記憶が永遠に頭に残るものだ」セバスチャン・ベッテルは、チャンピオンシップトロフィを見ることが、勝利を目指す“刺激”になっていると付け加えた。「もちろん、ワールドチャンピオンが自分の元に戻ってくることを願うものだけど、そこに刻まれた名前を見ると、そこには非常に異なる人生があることも理解できる。今、それはキッチンのキッチンテーブルにあるけど、2013年もそのために戦おうと刺激してくれる」「テーブルにつくたびに向きを変えてそこに刻まれた全ての名前を読んでいる。それは神秘的な手順だ。そして、最後の3つに自分の名前が刻まれているのを見るのと、とても身に染みることだ」セバスチャン・ベッテルは、2012年の成功にはレッドブルの信念が不可欠だったと考えている。「今年の鍵は、決して信じることを止めなかったことだ。信じて欲しいけど、それはやるよりも言う方が簡単だ。誰がチャンピオンか、誰が敗者かについてありきたりな発言をする多くの“専門家”がいるし、それがそこにたどり着かせるわけではない」「ポジティブでもネガティブでもない。他の人が何をやっているかは心配せずに自分の仕事に完全に集中しなければならない。ライバルの何人かは過小評価していたかもしれないけど、重要なのはあらゆる1ポイントだと理解することが成功への大きな基礎だったかもしれない。わずか3ポイントが最終的に1位と2位、再びトロフィに名が刻まれるかどうかの差になった」